生産者

おぐらやま農場

松村 暁生さん

その美味しさに感動を覚え、安曇野のリンゴ農家に

「安曇野のリンゴの美味しさに感動したんです」。安曇野でリンゴ農家となったきっかけをそう話してくれたのは、三郷の小倉地区、室山の麓で果樹栽培を行う、おぐらやま農場の松村暁生さんです。各地の牧場を転々としながら酪農の仕事をしていた松村さんが、安曇野を訪れたのは平成12年のこと。「知り合いの農家さんからもらったリンゴが美味しくて。つがるに始まり千秋、紅玉……、ふじをいただく頃には、すっかり安曇野のリンゴの虜になっていました」。もらっていたのが減農薬で栽培されたリンゴだったこともあり、松村さんも「肥料や農薬に頼らない農業をやろう」と決意して農業を始めました。

作物を元気に育てるための結果としての減農薬・減肥料

しかし、今日に至るまでは試行錯誤の連続だったといいます。「ふたり目の出産を終えて久しぶりに畑に行って愕然としました。葉は落ちているし、実は小さいし。これからの生活を考えて、目の前が真っ暗になりました」とは奥さんの輝美さん。
そんななかで、肥料や農薬を減らすことを目的とした農業は自分のエゴだったと気付いたそうです。「目的は、自分が感動した美味しいリンゴをつくること。どうやったらリンゴが元気に育つかを考えていけば、結果的に農薬や肥料は必要最小限で済むんです」。それは、安曇野の地下水を守ることにもつながるといいます。「安曇野の自然環境を守りつつ、美味しいリンゴをお届けしたいと思っています」。

植物ホルモンの働きに着目し、上に伸びた枝を残す方法を実践。「常識とは真逆ですが、リンゴが元気に育つんです」
労働の代わりに宿泊場所と食事を提供するwwoof(ウーフ)に登録。年間70〜80人程度のウーファーを受け入れている

主な商品

ふじりんご

時期: 11月中旬〜 翌年3月頃
価格: 1,600 円/3kg 箱(約15玉)
チッソ肥料を使用しない無施肥栽培で育てた、酸化しにくい美味しいリンゴ。農薬は通常の2割程度。

シナノゴールド

時期: 10月下旬〜 翌年3月頃
価格: 1,600 円/3kg 箱(約15玉)
チッソ肥料を使用しない無施肥栽培で育てた、酸化しにくい美味しいリンゴ。農薬は通常の2割程度。

くだもの100% ジュース

価格:2,600円/1リットル
3本入りチッソ肥料を使用しない無施肥栽培のリンゴをベースにした100% ジュース。りんご・人参りんご・桃りんごの3種類。

生産者情報

おぐらやま農場

電話0263-77-7668
FAX0263-77-7668
メールアドレスinfo@ogurayamashop.com
HPhttp://www.ogurayamashop.com

安曇野市海外プロモーション協議会
安曇野市豊科6000番地(安曇野市農林部農政課内)
TEL 0263-71-2000 FAX 0263-71-2507

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