生産者
降籏 治喜さん

上高地からの水で米を栽培 先代から受け継いだ農地
降籏治喜さんの圃場があるのは、豊科の真々部地区。梓川がすぐそばを流れ、上高地から流れてくるこの清流の水を使い、米を栽培しています。降籏さんは代々続く米農家で、先々代が大きくした規模を、先代がさらに拡大。現在はお米を中心に、大豆や麦、そばを合わせ120haの圃場で栽培しています。そんななか、昨年、治喜さんの父である先代が亡くなり、大規模米農家の経営を担うこととなりました。
従業員から経営者へ これからの大規模米農家
「子どもの頃から跡を継ぐつもりで農業をやっていたので」という降籏さん。就農した当初は一従業員として働いていましたが、5年目頃からは経営者の視点で考えるようになったといいます。「機械の使い方ひとつとっても、考え方が変わりました。壊れないように気をつけて扱うようになりましたね。いつも異音とか異臭に注意を払っています」。コストを考えた効率の良い栽培方法として、苗を植えるのではなく、水田に直接種籾を播いていく「直播栽培」も積極的に取り入れています。「時期をずらせるので、適期収穫ができるようになりました」。また、オリジナル肥料を使用し、どんな気候でも美味しいお米がつくれるよう工夫しています。
今後は、穀物以外の色々な作物にも挑戦していきたいという降籏さん。「ヒマワリやナタネ、グラジオラスなど試行錯誤しています。通年雇用している従業員が6人いるので、お米と作業が重ならない作物を栽培して、年間を通じて安定して仕事を回せていければと思っています」。


主な商品

安曇野産コシヒカリ
価格:3,500円/10kg
安曇野の地にて、上高地から流れる冷たい清流の水で、丹精込めてつくった美味しいお米。
安曇野産風さやか
価格:1,000円/2kg
安曇野の地にて、丹精込めてつくった長野県オリジナル米。
生産者情報
降籏 治喜
その他 | 「とよしな旬彩市」で購入いただけます。 とよしな旬彩市:長野県安曇野市豊科高家5735-10 TEL/0263-72-0902、営業時間/9~17時、定休日/火曜 |
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