生産者

宮澤ファーム

宮澤 和芳さん

上京して気づいた 安曇野の魅力、農業の魅力

「実は、農業を継ぐ気はなかったんです」。そう語るのは、三郷の明盛地区で代々続く米農家・宮澤ファームの宮澤和芳さん。上京して専門学校に通っていましたが、東京で暮らすうちに、安曇野の良さ、農業の良さに気づかされたといいます。「自分の住んでいたところや実家の仕事の魅力に改めて気づき、安曇野に帰って農業を継ぐ決意をしました」。
子どもの頃から手伝いをしていたそうですが、就農して最初の1、2年は「やれ」といわれることをやるので精一杯だったといいます。そんななかで助けとなったのが、安曇野の若手米生産者グループ「安曇野.come」の存在でした。「父には聞きづらかったことも、歳の近い先輩たちなら聞きやすかったですし、毎月の勉強会でも色々学べ、これからの米づくりを考えるようなりました」。

コンテストでも認められた宮澤ファームの食べて甘い米

現在、宮澤ファームでは27haの圃場でお米を栽培。品種は「コシヒカリ」や「風さやか」のほか、粘りがあって冷めても美味しい「夢ごこち」、粒の大きさが通常の1.5倍ある「いのちの壱」など。小麦や大豆、そばなども栽培しています。科学的に分析して作ったオリジナル肥料を使用し、「食べて甘いのが特徴」という宮澤ファームのお米は、お米マイスターらが実際に食べて審査するコンテスト「お米番付」にも入賞しました。「新潟のお米はもっちりしているのに対し、安曇野のお米はあっさり。そんな土地の特徴を活かしつつ、消費者が喜んでくれるお米をつくっていきたいですね」。

大型トラクターを使っての代かき。多くの圃場で作業するため、機械はすべて大型のもの
宮澤ファームのオリジナル袋に書かれた「夢」は、よく見ると「み」「や」「ざ」「わ」の文字からできている

主な商品

いのちの壱

価格:2,200円/2kg
「いのちの壱」は米粒がコシヒカリの約1.5倍もあるといわれるほど大きいのが特徴。強いインパクトが味わえるお米。

夢ごこち

2,500円/5kg
「夢ごこち」は、食べてすぐに感じられる、とても粘りのある食味品質。ボリューム感があり、しっとり粘り感が美味しいお米。

コシヒカリ

価格:2,300円/5kg
こだわりの天然ミネラル肥料を使用し、冷めても味が変わらず美味しいコシヒカリ。

生産者情報

宮澤ファーム

電話0263-77-2585(受付時間8~ 17 時 土・日、祝日は除く)
FAX0263-77-2585
HPhttp//www.miyazawa-farm.jp/

安曇野市海外プロモーション協議会
安曇野市豊科6000番地(安曇野市農林部農政課内)
TEL 0263-71-2000 FAX 0263-71-2507

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