生産者

帯刀農園

帯刀 洋亮さん

リンゴ農家の三代目 次第に興味を持った産地の未来

リンゴ畑の中を走る室町街道を上っていくと、「帯刀農園」の看板が目に入ります。父の佳郎さんと共にこの農園を運営するのは、三代目の洋亮さんです。帯刀農園では、約4haの畑でふじを中心に様々な種類のリンゴを栽培しています。「最近では、地元の養豚農家とのつながりから、有機肥料の堆肥を使っています。食味が良くなるんです」。リンゴ農家の長男として育った洋亮さん。農園で働くようになったのは、なかば必然でした。「父の働く姿を見て、おもしろいかなとは思っていましたが、実際にやって良かったと思っています」。車やバイク、釣りなど色々な趣味を持つ洋亮さんだけあって、当初は自分のライフスタイルと両立できる点が良かったといいます。「それでも働いているうちに、農園経営とか、産地の未来とか、そういったことを考えるようになりました」。

産地・安曇野を次代につなぐ若手農家の頼れる存在

「産地を売る!」そんな想いから毎年出展しているのが、11月に友好都市・埼玉県三郷市で行われる産業フェスタ。仲間の若手リンゴ農家とともに出展し、安曇野のリンゴの魅力をアピールしています。「今、安曇野がリンゴの産地となっているのは、自分の祖父や父など、先代たちの努力の賜物。そこに安住しているだけでなく、次の世代につないでいくため、自分たちも頑張らなくてはと思って」。若手リンゴ農家の兄貴的な存在として、リンゴの産地・安曇野を牽引していってくれることでしょう。

ふじをメインに、つがる、シナノドルチェ、シナノスイート、シナノゴールドなど10種類近くのリンゴを栽培している。
友好都市である埼玉県三郷市の産業フェスタには、安曇野農業経営者の会の一員として毎年出展。リンゴの販売ブースには、毎回長蛇の列ができる。

主な商品

贈答用リンゴ各種

参考価格:3,500円/5kg~、7,000円/10kg~

自家用リンゴ各種

参考価格:400円/1kg~

リンゴジュース各種

価格:600円(税抜)/1,000㎖
帯刀農園でつくったリンゴのみを原料にしたジュース。

生産者情報

帯刀農園

住所長野県安曇野市三郷小倉4554-5
電話0263-77-3528
FAX0263-77-8451
その他買える店:安曇野スイス村 ハイジの里、ファーマーズランド安曇野、三郷サラダ市

安曇野市海外プロモーション協議会
安曇野市豊科6000番地(安曇野市農林部農政課内)
TEL 0263-71-2000 FAX 0263-71-2507

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