生産者
NAT’s Berry field
吉武 奈津子さん

子育てをしながら代表を務める農業女子
市役所の農政課の窓口に訪れる多くは中高年の男性。そんななか、小さい子どもを背負った女性は目を引きます。それがNAT’S Berry fieldの代表を務める吉武奈津子さんです。「パートさんも子育て中のママが多いんです。情報交換ができて良いですよ」。代表として13人のパートさんの業務管理をこなす一方、暑い中で働く女性への気遣いも欠かしません。取材時も「涼しい場所で休んでほしいから」と、場所を移しての取材となりました。
農家になってわかった安曇野の良さ夫婦二人三脚で新商品を開発中
吉武さんがイチゴ農家になったのは、夫の和樹さんの発案。「最初はびっくりしました。29年間もサラリーマンをやっていた人だし、安曇野にも行ったことがなかったので」。しかし、先輩農家へ見学に行き考えが変わったのだとか。「とても楽しそうだったんです。子どもがいても、夫婦でできる仕事だと思ったので。子育てにも良い環境ですしね」。安曇野に移住してから、人の良さ、山の美しさ、食べ物の美味しさなど、様々な良さを見つけたといいます。農園の仕事を奈津子さんが手がける一方、夫の和樹さんは販売会社を設立しました。「チャレンジ精神旺盛な人なんです。イチゴ栽培を始めたときも、収益性の良いすずあかねではなく、わざわざ栽培が大変なサマープリンセスから始めたんです。『先輩たちがしてきた苦労を経験しないと、同じ想いを共有できない!』とか言って」。そんなふたりは、イチゴを使った様々な商品を開発。新しい味をぜひ試してみては。


主な商品

夏秋いちご
参考価格:3,000円(税抜)/24玉×2パック(約650g)
販売時期:6月中旬頃~7月下旬頃まで
長野県でしか栽培できない品種「サマープリンセス」、市内では3軒しか栽培していない「ペチカエバー」のほか「すずあかね」も栽培。

おとなジャム
参考価格:1,400円(税抜き)/140g
安曇野産いちご「サマープリンセス」と長野県産「日本蜜蜂のはちみつ」のみで作ったジャム。ローストビーフやチーズなどに合わせて、ワインと一緒に味わうのがおすすめ。
オリジナルジャムグッズ
県内の木工作家によるオリジナルグッズ。丸瓶でも角瓶でも使いやすいジャム用スプーンをはじめ、蓋やスプーンの置き場所に困らないスタンドなど。
N×Bスペシャルティコーヒー
参考価格:未定/15g×4パック
品質にこだわった市内のカフェ「ベルウッドコーヒーラボ」とのコラボコーヒー。
いちごみるく
参考価格:未定/140g
いちごバター
参考価格:未定/145g
いちごプレザーブ
参考価格:600円(税抜)/140g
安曇野産いちごを100%使用した、無添加・低糖度のプレザーブスタイル。
生産者情報
NAT’s Berry field
HP | https://www.azumino-berry.jp/ |
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SNS | |
その他 | 買える店:安曇野ワイナリー、ファーマーズランド安曇野、三郷サラダ市、銀座NAGANO |