生産者

石田わさび農園

石田 定さん

注目高まるワサビの健康効果情報番組でも紹介された生産者

近年、健康効果が注目されているワサビ。そんな健康効果を実際に証明している生産者が、石田わさび農園の石田成実さんです。成実さんは御年92歳。まだまだ現役で、作業場でも人一倍手際よく作業をしています。昨年は全国放送の情報番組で3回も取材を受けるなど、大きな注目も集めました。「特に意識していたわけではないですが、お茶漬けとか焼肉とか豆腐とか、ふだんからワサビは何気なく取り入れていますね」。そう語るのは成実さんの息子で、現在代表を務める四代目の定さんです。

100年続くワサビ農家 情報発信で販路拡大

石田わさび農園がワサビの栽培を始めたのは大正10(1921)年頃のこと。間もなく創業100年を迎えます。定さんが後を継いだのは今から5年前。それまでも土日に手伝っていましたが、成実さんが高齢になってきたこともあり、勤めていた会社を早期退職してワサビ栽培に専念するようになりました。「ワサビの作業は機械化ができないので、すべてが手作業。人手が必要で大変でした」。そんななか、3人いる娘さんたちから「手伝いたい!」と申し出があり、現在は三世代家族6人で作業をしています。最近では娘さんが作成したHPやインスタグラム、フェイスブックでの情報発信がきっかけで、東京をはじめ、東北や北陸の寿司店などとの取引も生まれました。今後は、畑も拡大し周年収穫を目指すという石田さん。東京や大阪で行われる商談会にも出展し、安曇野のワサビの魅力をアピールしています。

2019年、大阪で行われた農産物の商談会に初出展。試食用に提供した自家製のワサビ漬けが好評で、バイヤーがひっきりなしに訪れた。
ワサビ畑があるのは、明科地区の「御宝田」とよばれる地域。北アルプスを源流とする3つの川が合流する地点で、湧水が豊富な場所。
一家そろっての作業風景。時には、定さんの小学生のお孫さんも手伝うこともあるのだとか。

主な商品

本わさび

価格:大 1,000円(税込)/本~、中 800円(税込)/本~ ※送料別
北アルプスの豊富な雪解け水が湧くワサビ田で時間をかけて育つ、ツンとした辛味と爽やかな風味の利いた新鮮なワサビ。

生産者情報

石田わさび農園

HPhttps://www.wasabiishida.com/

安曇野市海外プロモーション協議会
安曇野市豊科6000番地(安曇野市農林部農政課内)
TEL 0263-71-2000 FAX 0263-71-2507

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