生産者
藤屋わさび農園
望月 啓市さん

ロンドンで実感したワサビの海外ニーズ
昨年度、「SNSを活用してワサビを世界に売り込む若手農家」として、NHKで取り上げられ、県内のみならず全国放送や海外の番組でも紹介された藤屋わさび農園の望月啓市さん。望月さんが世界に目を向けるようになったのは、2017年度に安曇野市とハウス食品とが協力して行った、ロンドンでのプロモーションがきっかけでした。「海外にワサビの価値をわかってくれるシェフがいて、ニーズがあることを実感しました」。帰国後、インスタグラムなどSNSで情報発信したところ、国内はもちろん海外からも引き合いがあり、ロンドンでの実感が確信に変わりました。
安曇野ワサビの魅力を世界へ若手農家の次なる挑戦
ワサビ農家の長男として生まれた望月さん。四代目として後を継ぐことは、なかば必然だったといいます。「ずっと言われていたことなので、抵抗はありませんでした。それよりも、多くの大学の友人たちにとても珍しがられ、〝やってみたい〟という気持ちが高まりました」。「頑張れば頑張るだけ、成果が出ることが楽しい」という望月さん。最近では輸出のほかにも、鮫皮と変わらない味わいが出せるステンレス製おろし板や練りワサビの開発、そしてワサビの王様・静岡産真妻に勝てる安曇野ブランドワサビの開発にも取り組んでいます。「SNSを通じて、発信力のある方々とつながることができました。みなさん、安曇野ワサビの価値をわかってくださる方ばかり。そうした仲間と協力して、今後も世界に向けて安曇野ワサビの魅力を発信していきたいです」。




主な商品

わさび漬
価格:1,000円(税抜)
自家農園で栽培したワサビを、2年熟成させた酒粕に漬け込んだ逸品。

ステンレス製おろし板「鬼泪」
価格:20,000円(税抜)
ステンレスを掘り起こす特許技術を駆使し、諏訪の企業と共同開発したステンレス製のおろし板。1日に3枚しか製造できない限定品。
生産者情報
藤屋わさび農園
住所 | 長野県安曇野市穂高6670 |
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電話 | 0263-82-2028 |
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