生産者

安曇野TSK FARM

竹下 徹さん

市場での経験から痛感した価格を決めることの重要性

「価格は生産者が決めるべき! だから、現在は市場への出荷はしていないんです」。そんな価格へのこだわりを語ってくれたのは、安曇野TSK FARMの竹下徹さん。実は5年前に農業を始める前は、市場で働いていました。「市場でもセリで価格が決まるのは、ほんのわずか。9割以上は〝相対売り〟で、需給バランスを見て価格を決めるんです」。価格決定に生産者が関与できない仕組みに疑問を持っていた竹下さんは、キュウリ農家となってからは自分で取引先を広げていきました。「販売という仕事が好きですし、前職の経験から価格を決めるセンスは研ぎ澄まされているので、うまくやれていると思います」。

母の病気がきっかけで移住 給食にも出される人気のキュウリ

大阪府出身で名古屋の市場で働いていた竹下さん。安曇野で新規就農したのは、母の直美さんの病気がきっかけでした。「2009年に父が他界し、6年前に母が来てみて一目惚れし、安曇野に移住しました。その1年後、母が病気になって、面倒を見るため私も移住することに。元々農業に興味があったので丁度いい機会と思い、その時に就農を決意しました」。その後は小諸の農業大学校で1年間、松本のキュウリ農家で1年間の研修を経て独立。今年で3年目を迎えます。「面倒を見てくれる先輩農家さんや、良い種を譲ってくれる種苗会社さん、母の友人のパートさん……。安曇野に来て色々な人に恵まれました」。そんな竹下さんのキュウリは市内小中学校の給食にも出され、安曇野の子どもたちからも大人気です。

就農のきっかけは母・直美さんの病気。現在は元気になり農作業を手伝っている。
「高付加価値の果菜類なら、小さい面積でもやっていける」とキュウリを選んだ竹下さん。現在ある4棟のハウスは、費用を抑えるため自分で建てたのだとか。来年より新たに6棟増設予定。
断面を見ると、中心の種の部分が小さく、果肉が厚いのが一目瞭然。
袋詰めにもこだわりが。「袋がパリッとして、中身がしっかり見えるように詰めています」。

主な商品

キュウリ

参考価格:150円/5本~(※相場・品質によって価格は大きく変動します)
品種は寒さに強いプロスバー、病気に強くボリュームのあるクラージュ2など。初期防除に努め不必要な予防を省くことで、農薬の使用は通常よりも7割程度減らして栽培しています。

生産者情報

安曇野TSK FARM

その他買える店:安曇野スイス村 ハイジの里

安曇野市海外プロモーション協議会
安曇野市豊科6000番地(安曇野市農林部農政課内)
TEL 0263-71-2000 FAX 0263-71-2507

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